すぬぺ自由帳

気がついたらどこかにいるやつ。

いずい (5/31)

 

今日も近所に娯楽がないので半ば恒例と化したドームへ。来ると杉谷が打ったりする珍事の置物みたいなところはあるが、予告先発オリックス西というハプニングがあった。

 

 

何気に海から仙台上陸するのは初めて。

おそらく草ブレードを連れ回す界隈にカウントされているかもしれない。一応熊本から北海道まで行ってる。

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ターミナルを出たら乗れるかは別として既にバスはいた。時間が近くなるといったん消えてからこっち側へ寄ってきた。仙台行だが終点まで乗ると高くつくらしいので中野栄で降りた。

最初は反対側だけ踏切確認で遅れていたがこっち側も遅れていた。所定時刻過ぎてから遅延の案内入れるのはよろしくないぞ。

この武蔵野線榴ヶ岡まで。いつも榴ヶ岡(つつじ-)を"くぬぎ"だとか"けやき"だとか"みどり"とか打ちがち。

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(参考)武蔵野線205系。同じかと思ったら帯色が微妙に違った。

サンプラザへ寄り道。着物販売会みたいなことを開催中だった。このスポットはまだ残ってた。

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前回はバタバタしてて行けてなかった斜め向かいの公園の野外ステージ。人がいなくて落ち着く。

仙台駅まではいつものように歩いて向かう。

ここを基準に考えていいのかわからないが普段通りであることに違いない。

西武沿線おなじみの"3割うまい"みたいに言えば"3割(視界から)きえる"だろう。

特にあてもなかったので地下鉄1日券でうろつくことに。

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まず向かったのは勾当台公園。正午すぎということもあり北側の県庁から絶えず人がやってくるので混んでいる時間帯であった。ちなみに舞台裏手と上手側は喫煙所みたいな感じになっていたのでダメな人は下手(建物)側がおすすめ。

次へ向かったのは旭ヶ丘の日立システムズホール。来年10月から1年間全面改修のため閉鎖となるらしい。この日は仙台国際音楽コンクールの期間中だった。

出て木町通に行きたかったけど全然違うところに出て彷徨っていたら発見。

本日の主役みたいなところの塾だったところ。10日くらい前に看板が外されたと見かけたけどこの日見たときはテナント募集の看板があった。

こちらこそ本日の主役。5月中にビジュウには行っておきたかったというのもこれ目当て。レアチーズケーキとしろくまフローズンソーダ

フローズンソーダをパフェと認識したのでコーヒーを追加したもよう。ちなみにpaypayが使える。

小一時間休憩した後地下鉄で八木山へ。外出たら雨がぽつぽつとしていたが大したほどじゃなかったので城址まで歩く。

現地についてみたら急に天気が悪くなって風が強くなってやばい気配がしたのでバスでそそくさと退散。滞在時間3分くらい。

バスに乗って東北大の中を走っていたら降ってきた。均一運賃なので国際センターまで乗ってても一緒なのだが出入口の近くで停まった青葉山で降りた。

pancake-mp.hatenablog.com

(特に塾の)参考。比較にもどうぞ。

再びティーブレイク。どんだけ休憩すんだよ。

一通り用事が済んだので駅前のショップ巡り。

ちなみにこの日はPart3BD発売日。

駅の観光センターもまだあった。

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定禅寺通りだけど妙に見覚えがあるのは気のせいだろうか。金曜夕方とはいえ暇なので地下鉄乗りつぶしを敢行。仙台⇔荒井→富沢→長町(JR)北仙台→泉中央→仙台の経路。

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仙台市営地下鉄じゃなくて仙台市地下鉄っていう。よく間違われるやつ。左の緑のほうは京都市営の10系と似た(同じ?)笛の音がする。
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BE MY BABYしかしらないと思ったら6年ほど前にズムスタで見たことがあるらしい吉川晃司。いずい放送の流れる区間は以下の通り(上下線とも同じ)

[南北線]愛宕橋-五橋、北四番丁-北仙台

[東西線]薬師堂-連坊、大町西公園-国際センター

いずいの用法に関しては違和感とかしっくりこない、居心地が悪い、フィットしないとかいうニュアンスらしく宮城の他東北各地や北海道でも使われる。

晩は駅で牛タン。ちょうど21時ごろだったような。

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22時ごろに食べ終わってバスは23:30。暇をつぶそうとどう頑張ってもダメだったので東西自由通路のベンチで休憩していた。

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ここ。

バスは東口を23:30発車。途中客扱いは長町のみ、解放休憩は羽生PAで朝4時ごろ。仙台側で休憩があると思っていただけに意外。
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見た目は町長屋みたいな感じなんだがこの時間帯でも自販機しか開いていない。足柄みたいなのを期待していたがそもそもPAだった。しかしアドマイヤは2台あった。

朝5時、池袋に放たれる。約2時間調整するためにネカフェで前の記事を打った。

 

【乗車録】

仙台港中野栄駅(宮城交通/仙台駅) 仙台200か28-23

中野栄榴ヶ岡(普通/あおば通) モハ205-3104

仙台→勾当台公園(南北線/泉中央) 1109

勾当台公園→旭ヶ丘(南北線/泉中央) 1310

旭ヶ丘→北四番丁(南北線/富沢) 1310

北四番丁→仙台(南北線/富沢) 1102

仙台→八木山動物公園(東西線/八木山動物公園) 2411

仙台城址→青葉山駅(仙台市営バス[るーぷる仙台]仙台駅前) 仙台230あ450

青葉山→国際センター(東西線/荒井) 2101

国際センター仙台(東西線/荒井) 2208

仙台→荒井(東西線/荒井) 2113

荒井→仙台(東西線/八木山動物公園) 2401

仙台→富沢(南北線/富沢) 1218

富沢→長町(南北線/泉中央) 1307

長町→仙台(普通/仙台) クハ700-1018

仙台→北仙台(普通/山形) クモハE721-1007

北仙台→泉中央(南北線/泉中央) 1614

泉中央→旭ヶ丘(南北線/富沢) 1117

旭ヶ丘→仙台(南北線/富沢) 1114

仙台駅東口池袋駅東口(JRバス東北[20号]バスタ新宿) 仙台200か696(H677-17412)

眠れないほうの揺れ (5/30)

函館発札幌ゆきのバスで推敲してるけど面白くねえなってなっている。外も霧が濃くて面白くない。原文を打ったのも朝5時に池袋に放たれた後に時間調整してたネカフェだしいつも以上に適当。

早々に自主全休を決めて午前からブルーレイのフラゲに向かったが不発。昼に置いてなかったら詰むと思いながら向かえばちゃんとあった、めでたし。WUGのBDを数日持ち歩く羽目になったが役に立った。

バスの列は特に室蘭行きが混んでいるように見えたので特に気を付けないといけないのかもしれない。苫小牧ゆきは三菱エアロバスで苫小牧東から一般道でウトナイ団地とか沼ノ端のへんを走っていった。大通ターミナルから乗ってきたおばちゃん軍団に大谷地で援軍が来てしまったことにより苫小牧までの1時間半くらい終始うるさかった。苫小牧駅は3分ほど遅れて出発したもののフェリーターミナルには若干早いぐらいで到着した。

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17時数分前に到着してターミナルに入って階段を下って右に商船三井フェリー、左に太平洋フェリーの乗り場がある。ネット予約だったので乗船名簿は書かずに受付に向かった。等級変更は出港後に空きがあればフロントで受け付けるとのことだった。

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ふね。木曾だキソー。

乗船開始は17:30と待つにもちょうどいい時間なので売店へ。普通に電子マネーも使え、品ぞろえもセコマのラスクやG7ワインもある。東京湾だかにあるローソンのようでローソンじゃないやつと同じ系統なのかもしれない。

時間になったので乗船。割り振られた部屋はかなり船尾側であったが窓側角だったので等級変更はしない方針で。

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脱出経路図

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2棟和室。いわゆる雑魚寝。
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B寝台。2段構造だが上は上、下は下で向き合う構造。
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空いていたからか奥の角が用意された。
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ブラインドはあるがフリーストップではない。コンセントあり。ちなみに早割で5200円とめちゃくちゃ安い。

アンバランスな食い方はよくない。口内炎気味だからちゃんと野菜も食べた。

野菜めっちゃ食った。宮城と愛知産だった。

出航したがめちゃくちゃズガガガガという音と揺れ。食ってる胃にはかなり悪影響。コップも小刻みに揺れる。

まあ知ってたけど食いすぎで動けなくなる。

ここぐらいなら電波は来ているが徐々に本数は減る。だいたい陸地の延長線上を航行していればそこそこ電波は入る印象。しかし入らない時間(21時~23時ぐらい)もあったのでその間は札幌で買ってきた本を読んでいた。

トラペジウム

トラペジウム

 

アイドルという存在に未練があるのかなんだかわからないが、本屋にいってもアイドル作家デビューみたいなやつをついつい買ってしまいがち。

 

下北半島が近くなったころに電波が戻った。そろそろ寝付く頃合いだがエンジンの細かい揺れがきつくなかなか寝られなかった。

 

翌朝、食事の案内放送で眼が覚める。既に船は女川付近の沖合にいた。

昨日よりかは胃に気を遣った。とはいえケチ精神は旺盛なので折り合いつけるのが大変。

しかし日本三景で有名な松島は遠くて見えない。

雨具も役に立たないような雨だったので結果論。

10:00着だが10分ほど早く着いた。ボーディングブリッジは長く、その先にはむすび丸の描かれた宮城県の観光案内のでかいポスターがあった。

つづく

 

【乗車録】

  →札幌駅前(中央バス[79]札幌駅前) 札幌200か16-40

札幌駅前→苫小牧港FT(西港)(中央バス[高速とまこまい号]苫小牧港FT) 札幌200か17-61

苫小牧港→仙台港(太平洋フェリー/仙台経由名古屋) きそ

札幌ラーメンショー(5/18,22)

実は仙台にきています。このことは追々...

 

校外学習的なやつで人の金でラーメンが食えるということで大通公園でやっていたラーメンショーへ行った。 

入口でチケットを買って入る。入場料ではなくラーメン引換券なので中で他の出店を使うとか飲んで帰るだけならスルーして問題ない。
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1幕(18日)はドゥエイタリアンの塩チーズラーメン。カルボナーラのような感じで好きな人は好きだと思う。

集合時間がけっこう差し迫っていたので大急ぎで食べて一旦離れる。ちなみにこの日は25℃ほどだが日が照っていて暑かった。一応13:30までは授業だからね~と言われていたが、解散後時間を確認せずこういうときはビールよねと飲みに戻る。13:20だった。
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エァサヒィ~ スゥピャァ~ ドゥラァ~イ。アサヒがスポンサーなので黒ラベルとか探してもこのエリアにはない。道を挟んでテレビ塔側のライラックまつりへ。

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お品書き一部(後日撮影)
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りんごのシードル。(辛口飲まないから31-1ではないはず)。じゅーすおいちい。

 

日を改めて22日に再び向かった。この日は明け方に雨が降った影響で15度くらいと前回とは打って変わっての涼しさ。

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本来は後半戦行くつもりじゃなかったんだけどパンフ見てたら見覚えしかない店があったので札幌へ出たついでに向った。

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熊本いくたびおなじみの龍の家なのだが、いつも熊本ラーメンでふつうのやつ食ったことないよなあとなる。折角の機会なのでふつうのとんこつを食べることにした。麺は細目で食感がしっかりしている。やっぱり新幹線が止まって24時何分とかに食べた記憶しか蘇らない。

今年の会期は26日までだった。

避暑地をさがして(5/26)

この週末は暑いぞと言われていたので涼しそうな場所と乗りつぶしを兼ねて日高本線へ。だって我が家にエアコンないもん。実際、佐呂間39.5℃、帯広で38.7℃、札幌は31.8℃だったそう。しかし、苫小牧7:54発に乗らなければ様似まで日帰り往復できないという難度の高さ。ちなみに札幌6:31のエアポートに乗る必要がある。当然そんなことできない(その気になればできるが)ので券面以上の出費をしてバスでワープする。大通にCDを返しに行かなければならないので少し早く家を出た。
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なぜか札幌で改札入ったのでパンチ入ってる。
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道南バスのペガサス号。4列で後方にトイレ有、あと窓側にはコンセントがあった(通路側は未確認)。だいたい20人弱乗って札幌を8:10に出発し、南郷18丁目大谷地と止まってから札幌南から高速に入り輪厚と恵庭は通過して日高道鵡川からは一般道を走っていった。ちなみに日高道は2車線だったり1車線だったり対面だったり視覚的に楽しいが路盤はめちゃくちゃ。

※イメージ
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静内には10:50の到着予定だったが10:35ごろに到着。1つ前の代行バス(10:33発)とスライドした。
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見た目は立派。静内といえば疑義駅弁で有名だが、駅そばしか確認できなかったので怪しさは拭えない。ちなみにそばを食べに来る人はそこそこいる。
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駅の現状。ホーム屋根が剥がされている。

近く(徒歩700m)のセコマに昼を買いに行った。
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様似ゆき代行バス。静内⇔様似は全てジェイ・アール北海道バスの担当。
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平成21年八都県市低公害ステッカーのほかに運賃箱(使用停止)に地下鉄乗継ボタン、運賃表(次駅案内しか流れない)にも地下鉄乗継割引関連の記載が残ったままだったので首都圏→札幌→様似と流れてきたのだろう。ナンバーも駅で見かけた道南バスのLV/KV290より新しいのでつい最近入ってきた個体のようだ。

なお、運賃は車内掲示の三角表で確認するのだが、バスの運賃箱が使用停止となっているため写真左奥の専用の受け箱へ投入する。両替機も使えないためちょうどを用意する必要があるのだが、用意できなかったらどうなるのかはわからない。

時刻と乗降数は以下の通り。

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静内周辺はマックスバリュとかしまむらとかいろいろあるが離れたとたんに緑の景色になる。だいたいの駅がR235沿いにあるが、日高東別は内陸にあるため一旦国道を外れて駅へ向かう。そのまま進むと道を外れるので来た道を戻って国道へ戻って東へ進む。蓬栄・本桐も国道を外れるが線路沿いに道があるのでそっちを走る。荻伏でも日高東別同様に一旦国道から離れて駅へ向かった。

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浦河駅跨線橋が塞がれている雰囲気はなかった。浦河周辺になると急に建物が立ち並ぶ。バスはまた国道を外れてコの字を描くように走り、東町のバス停のある浦川高・赤十字病院付近に停まった。

浦河からは20分ほどで西様似に到着。
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降りたらまず砂浜が見えたので海へ行ってみた。他に10人くらい来ていて砂の城をつくったりしていた。
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 左端の山みたいになってるのがエンルム岬のはず。
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海は一通り見たので今度は山へ。めちゃくちゃカラスがいた。

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別荘とか保養所のかおりがする廃屋。
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展望台に行こうと思ったがまだ早いので引き返す。
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下り坂の途中に見晴らしのいいところをみつけた。
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山を下って再び登って到着。ここには電波塔のようなものと駐車場がありてっぺんには徒歩で。
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左が様似。襟裳岬は右方向。
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来た道を撮る。いくら20℃ほどとはいえ歩いていると暑い。
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おそらくカモメ。たくさんいた。
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こんどは下から。砂利で歩きにくい。
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足元で干されていた昆布。日高昆布と呼ばれるアレ。
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消防署にて。他の車とは離れてとまっていた。
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旧道だったんだろうなあという場所。放置されている。
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見えてきた川を少し上流へ行ったら鉄橋が見えてきた。
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逆方向ではカモメが羽休め。

10分ほど歩いたら様似駅に着いた。道中にセコマもある。
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このとき窓口は営業中で列車とバスのきっぷも購入可能。
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折角なので出札補充券になる鵜苫まで買ってみた。西様似は常備券になるらしい。

帰りのバスはいかにも同業の中年他3人という陣容。浦河で乗ってきた人も同じだった。帰りも乗降数を記録していたが人数が合わないので記載省略。

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だいたいポニーの牧場の沿線風景。のどかだ。

ただ来た道を戻って静内に到着。バスとの接続もよさげ。
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鵡川にて。

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静内からは地元の観光バスの代行輸送で旧型のガーラが来た。JRバス担当だとふつうの路線バス(だいたいエルガ)が来る。

鵡川からは10人ほどで発車。
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どこかの踏切にて。4年も列車が走らなければ線路は錆び、自然に帰ろうとしている。
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たぶん厚別川の河口。ホテルニューアワジのCMみたいな夕陽。 
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慶能舞川。外れた橋桁がまとめられていた。

初めて乗るであろう旧型のガーラはかなりの音をたてて坂を登っていた。汐見通過で静内~鵡川を90分ほど。

 

代行バスの乗場を簡単に整理してみた。

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(2019.5.26現在)

絵笛を除きだいたいの停留所が駅近くに設けられている。苫小牧~鵡川~浦河は道南バス、荻伏~様似はジェイ・アール北海道バスが走っておりバス停も共用されている場合がほとんどだった。大狩部高台は大狩部と同じ扱いとなっている。また、時刻は鉄道代行であるからかかなり適正であり、全区間にわたりあったとしても1分前後の誤差で到着した。


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鵡川からは列車に乗る。週末散歩きっぷを買っておきながらこの日初めての鉄道である。
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2両でやってきたキハ40はここで切り離して1両で苫小牧へ折り返す。20人ほど降りてきたが苫小牧ゆきに乗ったは6人ほどだった。
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車掌車をそのまま駅舎にしちゃったやつ。北海道あるあるのはずだがちゃんと見るのはこの日が初めて。浜厚真だと思う。なお、この路線も鵡川~浜田浦は徐行運転なので5分ほど遅れると案内があった。

様似からの如何にも同業の中年のおっさん(複数)と浦河からのおじさんも苫小牧から札幌方面の列車に乗った。6両の普通だったが733の3+3両だった。

 

 【乗車録】

  →大通(東豊線/栄町) 9804

大通→札幌(徒歩)

札幌駅前→静内駅(道南バス[ペガサス号]浦河ターミナル) 札幌230あ・355

静内→西様似(JHB[鉄道代行]様似) 室蘭200か11-03(531-1961)

様似→静内(JHB[鉄道代行]静内) 室蘭200か932(531-4909)

静内→鵡川(むかわハイヤー[鉄道代行]鵡川) 室蘭230い・807

鵡川→苫小牧(普通/苫小牧) キハ40-359

苫小牧→北広島(普通/札幌) モハ733-108

北広島→札幌(快速[エアポート]札幌) モハ733-3105

札幌駅前→  (中央バス[96]柏葉台団地) 札幌200か42-74

※JHB=ジェイ・アール北海道バス

旧住友赤平炭砿立坑櫓(5/17)

歌志内からバスで10分少々で赤歌警察署へ到着。赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設へ向かう。ここも駅から徒歩15分とざっくり案内があるが、警察で降りて歩けば5分ほどで到着するので歌志内方面から来る際はこれがおすすめ。

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バスの去っていったほうへ進むと踏切が見える。そこから駅方面を1枚撮るが中央の本線のほかに少なくとも両側に1線あった形跡がある。(踏切内より)

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ガイダンス施設はコンクリ平屋建てでカフェ併設、駐車場は普通車20台。一旦通り過ぎて案内書きのほうへ。

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立坑やぐらと巻き上げ機械の入った建物。近くにあるピンクの2階建ての施設は旧炭鉱事務所。
14:15ごろに到着し1日2回の立坑やぐらガイドツアー(10:00と13:30)は終わっていたが、誰もいないからとガイドをつけてもらえることとなった。グループで800円なので大所帯で行くほど得。ガイドをつけなければ入場自体はタダだが、後に出てくる施設内部へ入ることはできない。

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赤平炭砿についての座学や諸注意を受け、ヘルメットを着けて建物内へ入ることとなる。この日のガイドさんは救護隊で閉山まで働かれた方だった。

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建物入って最初にある車止めのようなもの。炭車を押し返すものであり、突放されるかたちで炭車は自動的に建物内を走行できるようシステムされている。

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手前の斜坑用の人車は実際にここでは使われていないもので他から持ってきたもの。1列に3人とかなり窮屈。奥のケージ(篭)は4段になっていて1段に炭車1両、または18人乗車可能で人間が乗る場合は両端に鉄のすだれをかける。秒速12mぐらいの速度で降下上昇するため気圧の変化で耳がおかしくなるらしい。

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このケージに18人入るのはかなり窮屈に見える。

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4つあるなかで1と2、3と4がペアになっており3と4が550mまで潜る。

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ここの目玉でもある直径5.5mの巻上機。三菱造船製。

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説明はこの画像に譲るとしてワイヤーと巻上ドラムの摩擦のみで動かしていたそうだ。

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巻上機操作室。能力的に1100mまで対応していたが、実際使われていたのは印の打ってある600mまで。

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閉山から捲られず今日を迎えたカレンダー。この操作室奥側には発電機がありブレーキで発電(回生ブレーキ)して事務所等の地上設備に使用していたらしい。また、特大のレンチも置いてあり柄をハンマーで叩いて回したという。

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2階から操車場を見下ろす。

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出る間際に1枚。この日は暖かいこともあってか中にブヨが飛んでいた。足場の悪いところも多いので運動靴や虫対策で羽織れるものがあるとよさそう。

この日は施設で集合写真を撮る予定があるというので待機時間の間に施設内の無料エリアを見て回った。

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地上と坑道の関係を表した模型。

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各種看板。ガイドさん豆知識なのだが住友石炭業株式会社赤平炭と厳密にはコウ読みだけでこのように書き分けられており「の中に入ってを掘って(会社の)になる」という覚え方があるそうだが、書類の関係でどの字かわからなくなることもあって基本的にはで統一されている。(時代によって表記ゆれは存在する。)

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コールピック、つるはしなどたくさんの機械工具。

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死と隣り合わせの現場であるから災害撲滅には力が入る。赤平砿では幸い閉山に直結するような大事故はなかった。

のんびり見ていたら集合写真も終わったようでガイドさんから手招きされ軽バンに乗って自走枠整備工場へ。車であれば数分で到着する。

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右側のロードヘッターは三井三池製。

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三池(大牟田)の記事参照。

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その後ろについている自走式ベルトコンベヤーはアメリカJOY社(コマツに買収)製。シャトルカーというのが正しいらしい。

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JOYのなか。

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ただのショベルではなくアームの根元も可動するすぐれもの。正式にはユニバーサルバックホー。ここに1台が残るのみ。

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赤平砿オリジナルのカッター。ボーリングの要領でカッターを回転させることにより通気坑(孔)、搬路などを掘削した。

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ドラムカッターと自走枠。

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坑内の水平部を走る人車(水平人車)。この場合海抜-550mの西南、100m単位で1号なので1500mの場所に行くという意味だそう(ちゃんとした読み方があるのだが失念)。

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バッテリーロコ。出っ張っている部分がバッテリーでスライドさせて交換することができる。

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コンベア関連のモニタだろうか。

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メタンガス監視機器が並ぶ。台数の多さが坑内の長さを思い起こさせる。滲んだ記録紙が入ったままの機械もあった。

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ロードホールダンプ。前輪にチェーンが巻かれているのは坑内のぬかるみ対策。バックホーも無限軌道(キャタピラー)である。

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北炭機械製のホイスト(天井)クレーン。ちなみに巻上室にあったものは住友機械製で35t。コールピックはコンプレッサーに繋がれており現役で使用可能。校外学習の小中学生がブロックを壊す体験をするそう。

ガイドさんの好意で赤平駅まで送っていただけるということで列車の20分前くらいまで自走枠整備工場の機械機器をじっくり観察していた。これもこぼれ話であるが、赤平砿の地中にあるとされる石炭のうち6%しか産出していないという。

赤平駅は市交流センターも入っていて立派である。

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列車は駅舎側から出るのがほとんどだが乗る列車は例外だったので跨線橋を越えた。跨線橋より茂尻側はロープが張られていて入ることはできない。

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めちゃくちゃ主張が激しい。柱という柱が赤平と訴える。

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広い駅構内。ホームのある右側の線路も使われていなく錆びていた。ここも炭都として各砿に専用線が延びてここから各地へ運ばれた。そういう一時代が垣間見える場所。

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さらに側線は軌道内から木が生えたりと自然に還ろうとしていた。
対向列車が特急接続で大幅に遅れるというので乗車列車は赤平を定時で出て東滝川で行違いを行った。単行のディーゼルカー、向かいのブロックに座るセーラー服の女子高生のポニーテールのもみあげが外の風で靡いていて少し早い初夏の訪れを感じさせた。

滝川には8分ほど遅れて到着して札幌まではバスで帰ることにした。留萌からの便は乗務員交代もあるため少し早く到着した。4列で公式側最後部にトイレのあるエアロエースSAPICAでポイントが付くのがありがたい。

 

【乗車録】

歌志内市街→赤歌警察署(中央バス/宮下町) 札幌200か・985

赤平→滝川(普通/滝川) キハ40-828

滝川駅→札幌駅前ターミナル(中央バス[るもい号]札幌駅前) 札幌200か43-03

札幌駅前→  (中央バス[83]西岡4-14) 札幌200か・701