すぬぺ自由帳

気がついたらどこかにいるやつ。

航路帰宅選手権 (7/25,26)

よぴぴ野球で筋肉がおかしなことになっているのでずっと床になっています。このことも追々書けるといいですね。ショート派が5-3でロング派に勝ちました。

 

社会心理学の試験がお察しで帰る道のり。宅急便が思ってたより早めに来てくれたので1つ早いサイクルで動けるようになった。おかげで札幌で食料調達をせずに済む。

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札幌バスターミナル。函館を除き基本的には近距離でお世話になった。

とまこまい号は約2時間だが苫小牧駅基準で14分遅れ。特に渋滞にはまったような記憶もないので原因はわからない。
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苫小牧には20時すぎに到着。まだレストランが開いていたのでホッキカレーを食べた。芋と貝ヒモ、貝柱が入っていた。どうでもいいがこの日の昼はカツカレーだった。

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川崎近海汽船は朝晩に2本ずつの計4本と多め。大洗行きの乗船受付は21:00から、乗船開始は22:30だった。
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乗船口1への途中。手前側のポスターは見た記憶がない。
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今回の船室。すべて窓に面しているので電波もそこそこ拾える(ダメなとこはダメだが)。船首側だったので夜間はカーテンを開けられない。2段構造ではないので立膝で荷物整理できるのがよい。

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日中撮影。巻取機のようなものが見える。
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深夜便は毛布とシーツ。明かりの横にコンセントがついている。

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足元にある荷物置き。耐荷重は35kgで面積もそこそこ広い。
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デッキプラン。デラックスルームはホール(オートレストラン)奥のドアを開錠した先にある。
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ロビー。新聞や雑誌が置いてあり時間つぶしに使える。写真手前には公衆電話ブースもある。

出港前に晩餐という名のアルコール摂取。時間が時間なので停泊しているうちに寝た。
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9時ごろ起床。朝食を食べに行くついでに奥にあるサロンに入ってみた。土足厳禁。

めちゃくちゃコスパ悪いけど高くは感じない永遠の謎。ニチレイのほかにカップ麺や丼ものの自販機があった。酒類はビール・梅サワーの他に月の井酒造カップ酒もある。
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9:50すぎ、岩手県の山田町付近と考えられる場所。
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10:20すぎ、釜石の沖で「だいせつ」とスライド。
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11:30ごろ、気仙沼の沖にて急に視界が悪くなる。
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期間限定でカレーが売られていた。カレー続きだったので食べないつもりでいた。
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しかし、完全予約制ではなく予約優先で予約なしでも買えるというので注文。ポークカレーならまあいいかと思ったがビーフだったので食べようと思ったところもある。

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13:40ごろ、視界が悪いとヤマを張って風呂へ行っていたがその間に回復。女川の金華山が遠めに見えた。風呂は100円返却式ロッカーとサウナがあるが全体的にそこまで広くない。

15:45ごろ、福島の富岡町の沖合。
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18:40、ひたちなかの沖。大洗は目と鼻の先。
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晩を大洗で食べようと思ったが諸事情により水戸までバスに乗らざるを得なくなり軽くナムル丼を食べる。時刻は19:00前。

中央がマリンタワー。意外と目立つ。

着岸は少し早めの19:18ごろ、下船開始が19:30すぎだった。なお、19:00ごろからフェリー特有の音楽が流れる。

 

 【乗車録】

西岡3-5→札幌駅前(中央バス[83]札幌駅前) 札幌200か19-13

札幌駅前→苫小牧FT(中央バス[高速とまこまい号]苫小牧FT) 札幌200か31-90

苫小牧→大洗(商船三井フェリー) さんふらわあ しれとこ

ぶらり夕張まち歩き (7/22)

実は現在地も夕張です。高校の面々なのでほぼ久しぶりに会う人間ばかりでおもしろい。

 

札幌を9:15のゆうばり号に乗ろうとしたが盛大に寝坊をかます。仕方がないので10:30ごろのスーパーとかち新夕張へ向かった。

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261系は4両で自由席は1両だが空いていた。緩解からのエンジン音とそれとは裏腹に乗り心地がいいとこがすき。新夕張までは1時間少々。

新夕張から南清水沢までは10分ほど。数名の乗客がいた。

乗る人は1-2人ほどいた。

12月完成予定の拠点複合施設の工事。草が高く中は見えない。

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南清水沢駅舎。なんか妙な形をしている。向かいに生協(Aコープ)があったので特設テントでメロンを発送した。週単位の時価だが秀が3200円、優が2500円だった(どちらも5玉サイズ)。
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清水沢へ向かう途中に振り返る。風が強くて涼しかった。
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清水沢の手前を右折してシューパロダム方面へ。といっても南大夕張地区までは歩くのには遠いので旧北炭清水沢火力発電所が見えそうな場所を探した。
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2つ上の写真のところに右側への分岐があるのでそっちに入って上の写真を右へ行った先が下の写真。
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旧北炭清水沢火力発電所跡。この先は草が茂っていて通行止めになっている。建物内は事前予約制だが冬季以外は有料で入場可。ここからは来た道を戻ってゆく。
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清水沢清栄町の健康会館。廃墟というわけでもなく市HPでも利用案内が載っているが、使われている様子が見られず所々のガラスが割れている。
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清水沢神社と書いてあるらしいが読めない。

清水沢のセコマの横の商店にて休憩。300円。

5㎞くらいとなめてかかっていたら倍はあって笑う様子。

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清水沢駅。タクシーが待機していた。
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清水沢構内。駅舎側に大夕張鉄道の線路があったためホームまで離れている。行き違い設備が撤去されるまでは跨線橋で結ばれていた。ここからは道路沿いに北上してゆく。
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清水沢の駅舎側の道路と道道38号が交わるところ。道幅が狭い。
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雑誌やらでよく見たような気がするお立ち台。ちなみに道路沿いである。

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覆道を過ぎたところ。トンネル系だと歩道がなくてヒヤヒヤすることもあるがこの道はあるので安心。
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謎の小屋。こわくてよく近づけない。
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日産ディーラーかと思っていたが教習所の跡地らしい。数年前までは夕張自動車教習所と書かれた建物も残っていたが雪で崩壊したそう。
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北炭平和砿のズリ山と思われるもの。選炭工場跡は平和運動公園という球技場2面、運動広場、陸上競技場、野球場を備える施設に変わった。野球場のスコアボードはSBO表記のままだった。
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上の橋が夕張鉄道廃線跡を活用したサイクリングロードになっている。現在花畑牧場の工場がある場所にサイクリングターミナル黄色いリボンというものがあり、道道3号夕張トンネルを抜けた先のお地蔵さん付近を通って栗山市と接する富野まであったようであるが、マウントレースイから平和駅跡までは使用可能でそれ以遠はトンネル老朽化を理由に平成12年5月から通行止めとなっている。通行止め区間内に錦沢という3段式スイッチバックの途中に駅がある珍しい構造をした駅があり遊園地等の施設も併設されていた。なお、富野側から錦沢へのアクセスは道中倒木などあるものの可能らしい。
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大煙突をめざして歩いていたらパークゴルフ場の跡地を見つけた。一部設備がブルーシートで覆われている以外は自由に入れそうな雰囲気。しかし、蜘蛛の巣が張られていて入れなかった。

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旧北炭化成工業所の大煙突。

ユーパロの湯。廃墟感マシマシであるが2年前(2017年)の11月に休業したままベニヤ張りの状態なので現状では再開させるつもりはなさそう。案外最近の話だった。駐車場の片隅に送迎バスと思われる日産シビリアン(2代目後期MC後なので96~98年製?)が置かれていたが車検切れなので放置だろう。

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大煙突の案内書き。
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黄色いハンカチ広場付近から自転車道路を歩く。この付近で夕張着いてはじめて歩行者とすれ違った。
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手入れがされているのかわからないが状態はよさげ。所々に瓶ケースが置いてあり休憩に使われているのだろうか。
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旧若菜駅ホーム。少なくとも20m級3両は収まる長さ。
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初代コースターの廃車体。タイヤ置きになっていた。
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いつしか線路が出てきて最後まで並走する。
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勝手踏切。奥がスロープになりアパートへのアクセスとなっているので住民が使っていたのだろう。
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鹿ノ谷駅。前回はサイクリングロードなのだろうかと書いていたがサイクリングロード?である。
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ここもまた不自然に草が薄くなっているのでホームまでのショートカットに使われていたのだろうか。
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ここも勝手踏切だろう。歩いた区間でも5か所くらいあった。

サイクリングロード上で見かけたのはカラスばかりで乗り物も路駐が1台いるだけだった。この通り人は見ていないが、レースイまで来ると温泉に入りに来た人や宿泊者と思しき人など少し賑やかになる。

いくら風が強くても7月は汗をかくのでレースイの湯へ。ミストサウナとぬるめの浴槽で露天風呂は若干褐色なのがわかりやすい。

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マウントレースイではママチャリからスポーティーなチャリまで5台ほどが借りられる。見た感じ48番のものは旧サイクリングターミナル時代のものっぽい。
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常であれば中央バスで帰るのだが時間が早いので1時間ほど後の夕鉄バスで新さっぽろへ。石炭博物館発のバスと新さっぽろ行きは接続を取るので安心(乗換案内アプリでは反映されないケース有)。
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路線も縮小傾向。どこへ路線が延びていたかは知る由もない。清水沢-南部(デマンド転換)、沼ノ沢-真谷地、新夕張-登川新夕張-滝ノ上のようである(9/6追記)
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帰りのバスは観光(セレガ)マスクのブルーリボンタコメーターがないの珍しいなと思ったらそういうことで2列目と3列目の幅がやたら開いていたのも印象的。写真は撮りそびれたのでセレガを想像してください。

結局南清水沢から火力発電所に寄ってマウントレースイまで約13㎞を徒歩移動。帰宅後よぴちゃれ見てたら股関節が攣ったのはここだけの話である。

 

【乗車録】

  →札幌駅前(中央バス[83]札幌駅前) 札幌200か12-92

札幌→新夕張(スーパーとかち3号/帯広) キハ261-1201

新夕張駅前→中学校前(夕鉄バス/夕張市石炭博物館) 札幌200か50-59

レースイリゾート前→本社ターミナル(夕鉄バス/本社ターミナル) 札幌200か50-61

本社ターミナル→新さっぽろ駅前(夕鉄バス[急行]新さっぽろ駅前) 札幌200か24-78

新さっぽろ→大通(東西線/宮の沢) 8611

札幌駅前→  (中央バス[83]西岡4-14) 札幌200か34-23

三笠の炭鉱と鉄道 (7/14)

10日からのお盆は9日中7日出勤とめちゃくちゃな非正規雇用もひと段落。明日からは表向き休みです。

 

この日も息をするように出かける。いつものように一旦札幌に出たらいいやと思ったら白石ゆきのバスに乗ると最安だというのでそっちに乗ってみることにした。札幌まで乗ると240円するが210円で済んだ。白石からは普通に乗るが妙に混んでいる。スポーティーな格好をした人が多いが、同じ服だったりしたのでフェス系とヤマを張ったがその通りだった。

岩見沢でどっと降りるその中に紛れてバスターミナルへ進むが流れが悪く、9分の接続だがヒヤヒヤした。終点の幾春別町までは1時間、道中のイオンで中学生くらいのグループが降りて行ったほか、終点近くまではお墓参りにきた夫婦がいた。

三笠市立博物館と鉄道記念館の共通入場券は650円。距離はかなり離れているので注意が必要。

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炭層調査の際に大量の化石が発見された。石炭は5000万年前の層から産出されるが、化石の出る1億年前の層が隣り合わせになっているために多く発見されたということらしい。陸化や浸食等の様々な要素が噛み合っているとのこと。

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地学は守備範囲外なので概要はこちらをみたほうがわかりやすい。

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世界最大のアンモナイトの模型。こんなのが泳いでいたら怖い。

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特別展はこの日から。

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海上の哺乳類。アザラシなど。

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爬虫類はカメなど。左端の座布団みたいなのも爬虫類。

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よくわからないがデスモスチルスの化石で状態が極めてよいらしい。

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6tバッテリーカー。本体が約5.3tでバッテリー部が1.5tの構成。木車は石炭0.8tの積載が可能でありバッテリーカーで約20両をけん引していた。

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ここのマネキンはガスマスク付き。奥の文字が見えるのは友子の免状。

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道具類。他ではあまり見なかった(乗せていなかった)気圧計や事故救命器。

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こちらは空知集治監に関するコーナー。基本的にはパネル展示。

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鉄丸。足枷といったほうが現代ではわかりやすい。網走監獄にはこれをつけて歩いてみようというコーナーがある。

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幾春別町のバス停から歩いて数分の旧奔別炭鉱。立坑櫓がよく見えるので場所はわかりやすいが、写真位置でトラロープが張られているので奥へは進入不可。

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説明書き。

バスで乗換地点の市民会館へ向かうが、昼間は2時間に1本で次のバスまで1時間40分ほどあったのでそばにあった定食屋へ入った。

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バスに乗る前に少し食べていたのでざるそばをチョイス。傍にあっただけに。普段食べないので久しぶりの味でおいしい。

待合室兼用の市民会館に入るとスピーカー越しに民謡が流れており、見てみると北海盆唄の全国大会(第27回)が開かれていた。この大会の第14回では少年少女の部で鈴木愛奈さん(ラブライブ!サンシャイン!! 小原鞠莉役など)が優勝している。

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中央公園内にある石碑。

鉄道記念館までは10分程度。運賃は200円均一前払い、三菱ローザが使われていた。

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クロフォード公園とあわせて三笠鉄道村と呼ばれているが2地点は少し離れている。

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駐車場のキロ26 104と客車2両。

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その横のバッテリーカーと水平人車。

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線路側にはキハ22 52、キハ56 16、キハ27 23とDD51と客車(マニほか)数両。

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屋内展示はC12 2、59609、ED76 505、DD13 353。奥に五稜郭車両所で使われいたディーゼル機関車の仕組みを表す機械が置かれている。

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ED76の通路。何とかカニ歩きせず通れるかくらいの通路幅。

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屋外は基本無料だが共通入場券で館内に入る。道内鉄道史を過去から遡ってゆくスタイル。

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北海道鉄道網の変遷。未成線も加えるとロマンを感じそう。

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DMH17系エンジンの断面図。ボタンを押せば台車に延びたシャフトが回転するようになっている。ほか、信号機(中継や特殊発光)を光らせることもできる。2階はジオラマが広がるが動いていなかった。

帰路にて。スペースドリームぽい見た目。

 

【乗車録】

  →JR白石駅(中央バス[澄78]JR白石駅) 札幌200か12-92

白石→岩見沢(普通/岩見沢) クハ721-6

岩見沢ターミナル→幾春別町(中央バス[22]幾春別町) 札幌200か12-15

幾春別町→三笠市民会館(中央バス[22]岩見沢ターミナル) 札幌200か12-14

三笠市民会館→ 鉄道記念館(三笠市営バス/幌内1丁目) 札幌200さ10-10

鉄道記念館→三笠市民会館(三笠市営バス/三笠小学校) 札幌200か13-82

三笠市民会館→岩見沢ターミナル(中央バス[22]岩見沢ターミナル) 札幌200か13-82

岩見沢ターミナル→札幌駅前(中央バス[高速いわみざわ号]札幌駅前) 札幌200か31-91

札幌駅前→  (中央バス[83]西岡4-14) 札幌200か48-98

上砂川と茂尻・芦別駅 (7/13)

本来なら15日予定のはずだが疲れていたのと台風で忘れたので1日遅れ。きょうは盆の間の数少ない休日でした。本来は田舎に帰ろうとしてたんですけども昨日があの天気じゃダメです。

 

札幌から砂川までは滝川ゆきのバスで約1時間半。そこから上砂川までは約20分。かみすながわ炭鉱館には中央1丁目で下車。

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バス停を降りて市外から遠ざかる方向へ歩いてゆく。立坑跡を利用した無重力実験施設があるが2003年に閉鎖。

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ズリ山。手前の左に見切れている建物が無重力科学館とかそんな感じの名前をしていたが現在休館中のもよう。炭鉱館は道なりにその奥にある。

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目印となる工夫像。戦時下の採炭に挺身敢闘する姿を象徴するもので終戦間際の昭和20年8月12日に建立。

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建物は至ってシンプル。5月3日~10月27日までの土日とGW、お盆(8月13,14)のみと道内ではよくある冬季休業だが、夏季も基本的に土日しか開いていないので訪問の際には注意が必要(祝日も閉館)。受付で名前と居住地と記入する。

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三井砂川砿では高圧水を炭層に噴射し採炭する手法を取っていたため屋外には水力採炭の機材展示もある。

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機材と作業の様子の写真。

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水力採炭の仕組みを説明するパネル。

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水力採炭の様子を再現したもの。

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熊の剥製。町に関する展示も所々にある。

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石炭画。パンフによれば世界唯一。

多く見積もっても30分あれば見て回れるのでバスが時間1本でも心配は少ない。残りの時間でバス停近くの旧上砂川駅へ寄った。

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車掌車と客車が見える。駅舎は移設されており、営業時は現在の中央1丁目バス停の待合室と公衆トイレのある場所にあったらしい。

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昨日、悲別で(1984)のロケで上砂川町や隣接する歌志内市の旧上歌会館(悲別ロマン座)が使われ、関係するものが残されている。窓口と着荷場の奥は物置として使われている。

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スユニ60 218(手前)とヨ8055(奥)。豊富駅のオエ61 67とは同系列になる。また、駅名標もホーム上に残されている。
再びバスに乗って歌志内を通り抜け、国道38号線に出たところで降りて茂尻方面へ歩く。というのも単純に本数がなく、歩いて距離を稼いだほうがバス代も安くなるというだけでそれ以上の理由はない。茂尻駅前にセブイレがあったので金のワッフルコーンを食べた。ちょうどWUGファイナルツアー開幕1周年というタイミングだった。

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茂尻駅、周辺より一段高い場所にある。
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茂尻駅から芦別側へ行ったところ。跨線橋には道警の規制線が張られ、入口が塞がれていた。

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茂尻から芦別まではバスで20分ほどだが少し離れた場所で降ろされる。写真のパチ屋は閉まっていそうだが国道沿いのは開いていた。
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委託駅で営業は平日一部時間帯のみでご当地入場券は近隣のセイコーマートでの扱いと案内書きがある。待合室はかなり広い。しばらくすると外国人観光客の家族連れ(8人くらい)がやってきたが芦別で何をしたのだろう。特に観光地ぽいものもないはずだが。彼らと同じ列車で帰ることになったが、発着番線を見誤り、木造の跨線橋をバタバタ往復していて板が抜けるのではと心配になった。

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波動輸送兼リゾート車も置換が予定されているので今のうちにと記念乗車(下書きが終わってからクリスタルエクスプレスの運転終了のプレスが出た)。札幌までは1時間40分ほど、主に(外国人)観光客と展望席周辺は乗り鉄といった陣容であった。バスだと半額以下で行けることを考えると仕方がない。

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ノースレインボーエクスプレスほど床は高くないが両先頭車も普通の車両よりかは高いらしい。リネンもノースレインボーは白の無地だったがこちらはヒマワリやラベンダーといった花柄。

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3号車、キサロハ182-5101。台車がサハネ581の発生品(TR69D)であるほか、階下席の雪はね防止のためスノープロウが付く。階下は個室が3つあるらしいがおそらく使用されていない。

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4号車側。左奥に狭めのラウンジスペースと写真左側は車内販売のカウンターと思われるもの。曲面になっているガラスと妻面の明り取りが特徴。自動ドアのボタンはドアの脇に角度をつけて取り付けられていた。
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ラウンジスペース。ソファーも縫い跡が目立ち老朽化が進んでいることを感じさせる。見た目に反しそこまで柔らかくなかった。

札幌到着後は歩いてサッポロファクトリーに寄ってビールを飲んで帰った。

有料試飲という名目だがこれで250円と安い。

駅に着いたら天気予報が外れて雨がまあまあ降っていた。仕方なく濡れながら自宅まで数十分歩いたが、札幌の天気が外れやすいのはなぜだろうか。

 

【乗車録】

  →札幌駅前(中央バス[83]札幌駅前) 札幌200か50-82

札幌駅前→砂川市立病院(中央バス[高速たきかわ号]砂川経由 滝川営業所) 札幌200か37-69

砂川市立病院→中央1丁目(中央バス/赤平昭和) 札幌200か16-50

中央1丁目→歌志内入口(中央バス/赤平昭和) 札幌200か27-35

茂尻→芦別(中央バス/芦別) 札幌200か13-80

芦別→札幌(フラノラベンダーエクスプレス2号/札幌) キハ183-5101

栄町→  (東豊線/福住) 9114

🍣 (7/11)

台風直撃しそうやんというのと暑くて眠りが浅いのと目がかゆいのとくしゃみが止まらんので休みがあったとしても休まらない現実。つらい。パソコンをつけるとエアコンのない部屋がさらに暖まります。さらに足をがっつり怪我してあら大変。

 

この日も札幌の快活にお世話になった。この1週間で3回目。というのもスーパー北斗2号に乗ろうとすると前泊するしかないからだ。

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このオプション日程の往復函館弾丸も旅行中に思いついた案件でかなり急造な無計画性。それゆえ‟できるだけキハ281に乗る”、‟函館で回らない寿司を食べる”、‟洞爺湖に寄る”ということ以外は決めておらず、ゆき2号(札幌→函館)かえり21号(洞爺→札幌)の指定券を出してこの日は始まった。本来は一日余らせるはずだった。

6時発のスーパー北斗2号は朝の早さによる観光客需要のなさからか、はたまた対函館のビジネス需要からか登別と洞爺を通過し札幌~函館間を3時間29分と現ダイヤではおそらく最速。車内で待っていると然別ゆきのキハ40と150の2両が入ってきたが昨夜小樽にいたものだろう。もう2両はどこへ行ったかわからないが。札幌を出てコンビニで買ったパンを食べて南千歳を出た付近で一度眠る。というのも朝が早すぎたのと下書きを打っていて寝るタイミングを失ったからだ。

一度伊達紋別付近で起きたが気がついたら森付近だった。

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その近辺であろう海沿い

起きていた気がするが何をしていたか記憶にない。新函館北斗の乗り換え放送が流れて外をぼーっと見ていたら函館に着いた。

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去年お世話になったはこだてライナー

函館からは時間があるに越したことはないので市電で移動。

眠いと言うこともおかしくなる。厳密にはショートボブっぽいけど。

谷地頭温泉の建物の脇。のたのたと歩いていたがよくネコを見かけるような気がする。前回は前まで来て入らずだったので今回は入浴することに。

泉質的には似ているのかわからないが茶褐色なので色移りが気になる人は注意したほうがいい。販売のタオルは豊富は湯の色に似た色でわかりにくいようになっているがこちらは白。時間が案外あったので駅方面まで小一時間歩いた。

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バイ貝?、サーモン、カニイカ、ホタテ、甘えび、カンパチ?、トロ、イクラ、ウニの計10カン。これにサラダ、茶碗蒸し、汁物、アイスがついて3500円ほど。ランチで一番高くてこれなので2000円台で抑えることも可能。笹の葉がいい感じに雰囲気を出して見た目もおいしい。生姜全般あまり好んで食べないがこういうところで出されるとついつい食べてしまう(おいしい)。開店と同時に入ったので最初のほうはカウンターを貸し切っていたが正午過ぎになると徐々に人が入ってきた。

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思ったより早く函館での用事が済んだので余った時間で大沼公園へ寄ることにした。タッチの差で特急には乗れなかったので普通列車に乗り込んだ。ご覧の通り2両だがボックスが埋まるほどの乗車率だった。七飯から森にかけては藤代線や砂原線といった勾配対策の別線が多く、新函館北斗を経由しないこの列車では特にそのことが何度も案内されていた。
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大沼公園までは40分ほど。ビュースポットでしかないが観光客は多い。

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これがヒットしたのって10数年前だったか。今でも親父がときどき歌うせいでそんな感覚があまりない。

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駅前にはレンタサイクルがたくさんあったのでママチャリを借りることした。1時間で500円。14kmある湖畔を一周するのにちょうどいい時間らしいが体力的に怪しいので移動の足に使った。歩道走行可だが凹凸が激しかったり脇道に砂利道があったりとなかなかハードモード。

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小島がたくさんあり駒ヶ岳がよく見えるところもある。

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こんな感じにわくわくする場所もある。虫が出るので長袖があれば安心。

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歌碑ではないが千の風になってモニュメント。ビュースポットとしてもいい。次の特急まで1時間10分ほどあったが、一通り回ってちょうどいい時間だった。

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意外にも初めて乗る261系1000代。道東方面もとかちには乗っていないので仕方ない。汎用特急型として増備が進むが、確かに乗り心地もよく走りも上品な印象を受けた。
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別の角度から見た駒ヶ岳

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森駅構内。いかめしで有名だが駅のすぐそばが海だった。

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洞爺までは1時間半ほど。なかなか新しそうな駅だ。
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駅前の11年前のG8サミットの記念碑。ロシアがクリミア併合問題で参加資格を停止されたため現在ではG7と呼ばれる先進国首脳会議。福田首相サルコジ大統領(仏)、ジョージ・W・ブッシュ大統領(米)、メルケル首相(独)、ベルルスコーニ首相(伊)(いずれも当時)など8か国+EU委員長が出席した。 

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バス終点のターミナルビルの3階にあるサミット記念館には首脳のパネルがあったりするが入口がわかりにくい(1階からは行けなかった気がする)。

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会議の長机。10人くらいで座ってみたらなんか楽しそう。

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会見セット。新元号発表ごっこ的なものができそう(2008って書いているのは気にしない)。17時までで到着が16:20、さらには入口を探すのに迷ってまともに見る時間がなかった。

風呂に入ろうとしたら修学旅行が17:40になったら来るよと案内された。7月の頭だしそういう時期か。

風呂上がりに電GOの路面電車編があったのでやってみたがブレーキ圧が全然入らないという問題。

気を取り直して夕食を食べに室蘭焼鳥の店に入った。鳥といいつつも豚肉が使われタマネギがサンドされているのが特徴。

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最終のバスまで時間があったので湖畔を散歩。足湯があったが外国人観光客で溢れていた。

バスで駅のほうへ降りる。踏切でちょうど乗る1本前の札幌行き特急を待つという接続も何もないダイヤ(普通はこの時間に下山するほうがおかしい)で駅で降りたあとはセブイレで飲み物を買って待合室で時間をつぶした。洞爺から札幌までは2時間弱。

全然関係ない話だが車掌がめっちゃかっこよかった。札幌には時刻通りに到着。

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今回1週間での北海道フリーパスのみでの総移動距離は2805.7kmとバスを足せば3000㎞を超え、通常運賃だと7万3000円のところを2万6230円で移動できるというたいへん便利なきっぷだった。どの列車で指定席を使うかがフリーきっぷのカギといえるだろう。基本的には乗車時間が1時間半~2時間以上の列車で使うようにしていたが、始発から乗る場合は早朝以外の札幌発のスーパー北斗など混みそうなのを除いて全部自由席と割り切るのも手なのかもしれない。

 

【乗車録】

札幌→函館(スーパー北斗2号/函館) キハ280-109

函館駅前→谷地頭(函館市電[5]谷地頭) 8010

函館→大沼公園(普通[藤代・大沼公園駒ヶ岳まわり]森) キハ40-835

大沼公園→洞爺(スーパー北斗13号/札幌) キハ261-1208

洞爺駅前→洞爺湖温泉(道南バス/洞爺湖温泉) 室蘭200か10-17

洞爺湖温泉→洞爺駅前(道南バス/室蘭港FT) 室蘭200か10-61

洞爺→札幌(スーパー北斗21号/札幌) キハ280-4

札幌→  (東豊線/福住) 9220