すぬぺ自由帳

気がついたらどこかにいるやつ。

修学旅行もどきをする (3/31)

実は栃木県北部に3週間程度幽閉されることになったので、そのタイミングで栃木な記事を放流しようかと思います。

 

学生最後の日に何をすればいいのか? という自問自答を繰り返し、移動オタクは移動をすればいいという結論に至った。そして、修学旅行の定番(らしい)日光へ足をのばすことにした。過去の修学旅行は広島と沖縄、北海道だったので日光は未踏の地。

f:id:pancake_MP:20210407221707j:image北千住から南栗橋ゆきの急行に乗り、45分ほどで終点に着いた。そして10両から4両の電車に乗り換えて1駅で栗橋に到着。2扉ボックスシートの6050ばかりかと思っていたが、都心のどこかで見たような記憶のある風貌の電車がきた。警戒色が目立つ。そして、栗橋はJR⇔東武の連絡線が設けられており(写真手前から2本目の線路)、奥の方に直直セクションがある。

古河(こが)駅と古河(ふるかわ)機械金属なので読みは誤差。表示が切れないようにリベンジしたいものですね。
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f:id:pancake_MP:20210407221656j:image栗橋から宇都宮までは45分。西口(写真上)はヨドバシが入るビルがあったり栄えている印象。東口は再開発事業の真っ只中であり22年8月に完成予定、LRTは一足早く3月に開業予定だそうだ。
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f:id:pancake_MP:20210407221703j:image宇都宮といえば餃子なのでメッツホテルのみんみんへ。日光線を1本遅らせる選択をして焼・水・揚餃子コンプリートを達成した。

f:id:pancake_MP:20210407222348j:image日光線は一旦引き上げたりしないみたいなので発車30分前でも余裕で乗車。東日本は始発で流しノッチやってる印象があるがここもそうだった。都会感覚で6駅だし20分そこらだろうと思っていたら45分もあってひっくり返る。トンネルが全然ない、一生似たような風景が続く。

f:id:pancake_MP:20210407222430j:plain日光駅舎。大正元(1926)年築らしい(wiki情報)のであと5年で築100年になる。

f:id:pancake_MP:20210407222503j:plain黄砂かなんだかわからないが視界はいまいち。日光の手前が今市なだけに。
f:id:pancake_MP:20210407222345j:image東武日光駅も見た目は古め。
f:id:pancake_MP:20210407222337j:imageバスロータリーにある日光軌道線の車両。この場所に置かれたのはここ一年くらいの話のようだ。東照宮方面のバスも出ているので時間が合えば乗りたいところ。上り坂で1㎞程度あるので歩くのは少々きつい。

f:id:pancake_MP:20210408164353p:plain神橋やや手前。ゴンドラに収まった公衆電話。幟にあるとおりこの一帯は湯葉が一押しだが、餃子を相当食べてしまったので今度は胃を空にして訪れたい。

f:id:pancake_MP:20210408164329p:plain神橋。渡るための受付が左側にあるらしい。見たときは閉まっていたのでわからない。

f:id:pancake_MP:20210416193835j:image世界遺産らしい。とりあえず日光いくか~のテンションで来たので知らなかった。

f:id:pancake_MP:20210408164452p:plain拝観受付所。自動券売機のみICカートが使えるが、このときは閉まっていたので現金一択だった。

f:id:pancake_MP:20210408164528p:plain検札をすぎてすぐ三猿が登場する。もう少し勿体ぶって奥で出してくるかと思ってただけに拍子抜け。世間で三密が言われて久しいが(3月当時)、この猿たちの密度もなかなか。

f:id:pancake_MP:20210408164610p:plain銅鳥居と陽明門。陽明門の手前を左へ行くと本地堂(鳴龍)がある。

f:id:pancake_MP:20210408164650p:plain斗とか肘木とか建築史のテスト勉強でガチったけど忘れた。人生で唯一まともに試験対策をした日本建築史。陽明門は彫刻がきらびやか。

f:id:pancake_MP:20210408164707p:plain同じく弓を持った人。椅子の柄に猛虎魂を感じる。

f:id:pancake_MP:20210408164726p:plainこれまた陽明門の彫刻。門の彫刻が多すぎる。

f:id:pancake_MP:20210408164757p:plainこれは眠り猫。陽明門を過ぎて右側。

f:id:pancake_MP:20210408164826p:plain奥宮へ向かう階段を振り返ると本社を上から見下ろす構図になる。

f:id:pancake_MP:20210408164926p:plain家康の墓とされる奥社宝塔。静岡の久能山東照宮にある説も有力なので詳しいことは検索してください。
f:id:pancake_MP:20210416202300j:image本地堂手前の鼓楼。背後の本地堂は撮影禁止だったので写真はない。券をもぎられ何人か単位で中に入って建物内で説明を受ける。部屋の真ん中で火の用心で叩く木を鳴らすと、天井に描かれた龍が鳴いているように錯覚する現象。これは不思議というか興味深いのでぜひ機会があれば立ち寄ってほしい。
f:id:pancake_MP:20210416202341j:imageおそらく輪蔵の装飾。クジャクっぽい。

f:id:pancake_MP:20210407222341j:image日光はそこそこにさっさと帰るか~と思ったが、急行(南栗橋)と快速(会津若松)が並んでいてとっさに右に乗った。東武日光駅はY字状になっており、写真の1,2番線(4両対応)と4~6番線(6両対応)で構成されている。

f:id:pancake_MP:20210407224707j:imageなんかおもしろいことをやっていた。日光を出た快速は下今市スイッチバック、その間に対向の特急を待ち、次の大谷向、そのつぎの大桑でも対向列車(普通か回送)を待つというマウントの取られっぷりを披露する。運転免許の都合からか東武・野岩線内も会津の乗務員であるため少し違う雰囲気を感じる。大桑の対向待ちの間に乗務員が線路越しの公園で草野球の練習をする子どもを眺めていたのが印象的だった。
f:id:pancake_MP:20210407224702j:image東武日光から約45分で鬼怒川温泉に到着。距離に対して線形の悪さや対向待ちが多いため時間がかかる印象。
f:id:pancake_MP:20210407224646j:image駅を出てすぐホテルが見え、日帰り入浴もできそうなのでアタック。浴槽があわせて9個くらいあった。露天も2か所あってGOOD。1000円程度だった記憶。
f:id:pancake_MP:20210407224642j:imageお湯浴びをしていたらまあまあな時間になったので駅から少し離れたコンビニで食料調達をして特急に乗り込む。 北千住まで約2時間だが、乗車券が1500円もしないことに驚いた。しかし、特急料金も同じくらいの値段がかかった。

 

【乗車録】

  →北千住(各停/向ケ丘遊園) モハE232-2211

北千住→南栗橋(急行/南栗橋) 5809

南栗橋→栗橋(普通/東武宇都宮) 22445

栗橋→宇都宮(普通/宇都宮) モハE230-1053

宇都宮→日光(普通/日光) モハ205-610

東武日光鬼怒川温泉(快速[AIZUマウントエクスプレス]3号/会津若松) AT-601

鬼怒川温泉→北千住(リバティ会津150号/浅草) 502-3

北千住→  (各停/北綾瀬) モハE233-2209