時期柄忙しいのと絶望的な赤字で非正規雇用強化月間。実は破綻寸前のラインに行くのは今月下旬だからもう遅いという罠。今日も夕方に上がれると思ったら夜だった。タイトルが滑っているのも疲労が原因。
6:30頃に目が覚めて無料モーニングのポテトをかきこんでから出発。手持ちが少なくなったので銀行に寄ってから駅へ行った。
5時間お世話になる宗谷。昨夜乗ったのと同じ編成。朝ラッシュ(札幌7:30発→旭川8:58着)ということもあり自由席はかなり混雑。
スヌペ・モーニング(海鮮に飽きてきただなんて言えない...) pic.twitter.com/IChtzqM7SB
— すぬぺ (@yoppi_cheese) 2019年7月7日
しばらく魚ばかり食べていたので鶏肉がうまい。鶏飯の上に照り焼きが乗っていてボリュームもしっかりあって900円。
旭川でかなり客が入れ替わり宗谷線へ入る。旭川の車庫にラッセルヘッドが縦列でたくさん並んでいたのがシュールだった。名寄までは高速化されているため結構な勢いで走っていた。
20分ぶりくらいに電波拾った
— すぬぺ (@yoppi_cheese) 2019年7月8日
これは音威子府を出た後。
天気がいい日はでかけよう
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電車に乗ってちょっと遠出しよう
田園風景 すてきな野菜もとれる pic.twitter.com/NcoFN2zTLj
恐らく幌延付近。ここから豊富町にかけては乳製品の製造が盛ん(セコマの豊富町産飲むヨーグルトとか)。
おまけ:便座が通路方向に上がる。磁石でとまるようになっていた。
南稚内の駅近くの道路脇で普通に鹿が草食ってて草
— すぬぺ (@yoppi_cheese) 2019年7月8日
中心地以外はサロベツ原野の延長線上みたいな草原(宗谷丘陵)が多いのでまあ不思議ではない感じ(サロベツ原野そのものは湿地帯の記憶)。
いつかは行ってみたかった稚内。西大山は行ったのでこんどは枕崎を目指したい。熊本までは軽い気持ちで飛べるけど鹿児島まではどうなるだろうか。というか車止めの標識が出っ張っていてガラス張りなのも相まって思った以上に撮りにくい。
稚内駅(複合施設)内のバスセンターで往復割引券が購入可能。
スヌペ・ランチ(バスまで後17分) pic.twitter.com/uvCZM3c0Ob
— すぬぺ (@yoppi_cheese) 2019年7月8日
飲食店もほかに定食屋もあったが、混んでいたのでさっと食べられそうなパンに。無事に時間が余るくらいで食べ終えた。
シーシックバイウェイってなに戻してんねん思ったけどシーニックバイウェイだった
— すぬぺ (@yoppi_cheese) 2019年7月8日
バスは音威子府ゆき。終点まで4時間20分かかるらしい。シーニックバイウェイは直訳すれば景観のよい脇道とかそんな感じだが説明できないのでwikipediaとかそういうので調べてほしい。ちなみにシーシックは船酔い。
宗谷岬まではおよそ50分、土地柄観光バスや4輪のほか2輪の数も目を引くほど多い。そしてあるものだいたいが日本最北端の○○。
宗谷岬の歌碑。津軽海峡のものほど爆音で流れることはなかった。
最北端のガソリンスタンド。次は車で来たいところ。ちなみに郵便局に行くとハンコが押せるが少し距離がある。
帰りのバスはだいたい40分後。2時間に1本くらいなうえ、市街まで30㎞ほど離れているので逃すと大変なことになる。
稚内に着いて温泉方面の乗り継ぎまで少し時間があったので防波堤ドームへ。
防波堤と稚泊連絡船の徒歩通路として建設されたが、敗戦により樺太の領有を放棄し役目を失ったため現在は観光地的側面が強い。現在もフェリーターミナルから稚泊(コルサコフ)航路は夏季限定で運航されているが、7月上旬現在では今季の案内が出ていないため流動的な航路といえる。
駅の先にあるモニュメント
稚泊航路の乗客はロシア人が多いらしく駅周辺にはロシア語の看板も多い。
原油を掘ろうとしたら温泉がでてきたという経緯を持つ。内風呂は熱めで露天風呂は適温。日本海側(西側)に面するため天気と視程次第だが利尻富士や夕焼けをきれいに露天風呂から眺めることができる。
温泉の横に普通に鹿おって草 pic.twitter.com/vkWGUEAuRZ
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帰り際横の草原に目をやると普通にシカがいた。首になんかついているがGPSだろう。どうやら割と日常風景らしい。
バスに乗って向かったのは副港市場のロシア料理屋。宗谷岬方面のバスは正面の道に止まったが、温泉やノシャップからのバスは線路北側の道路に止まるので距離がそこそこある。コース料理を頼んだ。
ボルシチ/スープペリメニ pic.twitter.com/ktMlTguDSj
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一般的な表記的はヴィネグレットというものでビーツのサラダ。ピロシキは三宮そごうのデパ地下とかで花のワルツ流しながら売ってる揚げたものではなくここではオーブン焼き。
癒し枠黒パン pic.twitter.com/MxZfxOb06p
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シャシリークは旧ソ連圏で人気の肉の串焼きで肉を調味料につけこんでいるもの。一般的な表記はシャシリク。ここまで5品がセットメニュー。追加したのは黒パン、ライ麦パンとも呼ばれる。
ロシアビールをのんでみる pic.twitter.com/21W4fmjc1W
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バルティカ3、アルコール5%弱と普通のビールより気持ち弱いくらい。9というのもあるがそちらは8%くらいの記憶。
ロシア有名ウォッカらしいストリチナヤ(40度)
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ちゃんとチェイサー用意 pic.twitter.com/XJU3DbvNPx
ロシアといえばウォッカ。チェイサー名目で水を用意したがきつすぎて水割りの原料になった。鼻が痛くなるので焼酎がいいくらいなのかもしれない。
隣接する建物(副港市場の本体)に稚内港駅と樺太に関する展示コーナーがあったのでのぞいてみる。褒められて伸びるタイプの鈴谷とこの鈴谷丸は直接的な関係はない(軍艦と客船なので)。
副港市場から寄り道込みで30分弱歩いて南稚内駅。20時前というのに明るい。
思ったより普通の宿だ(布団敷きセルフ) pic.twitter.com/GHHKGlM1d3
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駅前の海員会館に泊まったが5000円弱でリーズナブル。ただし風呂トイレ共用。稚内周辺で安案外安宿がないのでバスや列車で来た場合は選択肢としてありかもしれない(少し遠くなっても問題なければ宗谷パレスも安い部類には入ると思う)。
【乗車録】
稚内駅前ターミナル→宗谷岬(宗谷バス/音威子府) 旭川230あ・619
宗谷岬→稚内駅前ターミナル(宗谷バス/稚内駅前ターミナル) 旭川200か・808