すぬぺ自由帳

気がついたらどこかにいるやつ。

約束の地と想い出

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本日の会場はさいたまスーパーアリーナ。雲ひとつない天気、おかげで朝は寒かった。

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10時前からメンバーのサイン入りパネルが置かれたSSA.これは15時ごろ。

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光線的に盛れるのでは??と思ったがズームしたら荒っぽくなってしまった。

 

[リハ] 開演12:00/終演13:00すぎ

  [衣裳:新章]

公開リハはアリーナと200レベル前方に2500人ほどを入れて開催。ツアーのキャパがだいたい1500~2000人だったのを考えると平日の昼間から物凄い集まってるな。構造はエンドステージ2+センターステージの構成。

本番ではやらないと前置きのうえ、止まらない未来とリトル・チャレンジャーの2曲。この2曲はまゆしぃブログで触れられていたので書くが、ほかの曲は念のため暈して紹介すると本番ではトロッコに乗っていた。市原の公開リハと同様に演出スタッフの司会でマイクチェックであったり立ち位置の確認だったり。極スマ2サビ前は好きな食べ物をカツ丼カツ丼カツ丼カツ丼いってることになっている、らしい。ほか、どういう理由つけて会社休んできたの~とか聞いていた記憶。また、本番ではMCがほぼ取れないと話があったため喋り多め。

[ファイナルライブ] 開演18:30/終演22:10 観衆:約13000人

  [衣裳:1~5:制服,6~17:Part2(黒),18~22:バスツアー,23-29:MEMORIAL,EN:SHIFT,ダブルEN以降:Polaris]

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(前説)丹下社長と松田と早坂ナレ。

①タチアガレ!

 開幕は花火がパァンと散る演出でスタート。この曲が原点だ。

②16歳のアガペー

 あと何度まっすぐ君の名前を呼べるか、咽るほどに叫んだ。おかげでこれを書いている段階でも喉は本調子ではなく、本当に明日のことを考えていない結果。

7 Girls War

 ツアーの前説で「いくぞ、がんばっぺ、Wake Up, Girls!」がないと始まらない感覚がついてしまった感、ないことはない。この曲もまた原点。"でもね一緒に流した涙ファー"なんだよな。アニメOP背景だった記憶。

④ゆき模様 恋のもよう

 制服でこの曲というと舞台を思い出す。

⑤言の葉青葉

 間奏の振りすき。背景はページェント。

One In A Billion

 May'nちゃんスポットも当てられていた。

⑦素顔でKISS ME

 サビの振りめちゃすきなのよね。あの棘のあるフラダンスっぽい感じの。

恋?で愛?で暴君です!

 グリ声青山すこすこのすこ。曲の方向としてWUGには珍しいというか何というか。主題歌をキャラ声でやるのってあんまり聞かない(そもそも見る本数が無に等しいので詳しくない)。

キャラソン1サビ+αメドレー

  キャラソン1と解った途端にやばいことになってたらしい。それぞれトロッコで移動。

 ⑨ハジマル

  このはじまりはハジマルじゃないと。恒例のパターン。

 ⑩可笑しの国

  初出し情報だけどWUGを知ったときにお気に入りだった一曲。

 ⑪ステラ・ドライブ

  普段は処理落ちして静かにしているのだが数席横につられてずっと動いていた記憶。今までもそうだったけどもキャラソンのよっぴー、七瀬佳乃そのものというか常と何かが違う。

 ⑫スキ キライ ナイト

  かやがすきー/

 ⑬オオカミとピアノ

  シャンシャンシャンシャン/

 ⑭歌と魚とハダシとわたし

 ⑮WOO YEAH!!

 ⑯Non stop diamond hope(7人Ver)

  サビの合唱、エモ。

⑰ワグ・ズーズー

 最後までサビの振りをマスターすることはできなかったけどいつも通り楽しかった。

[WUGちゃんねる特別編]

www.nicovideo.jp

⑱HIGAWARI PRINCESS(7人Ver)

 もしかしたら来るんじゃないのとは思っていた全員verのひがぷり。バスツアー行けなかった系の人なので聴けてよかった。今回はステッキ。

⑲スキノスキル

 Part2開幕の世界観がすき。初披露は去年のわぐりすだっただろうか、ソロイベでもやっていたのは記憶にある。Cメロのソロでスポットが順に当たっていくところすき。そういえばこれもフラダンスぽい振りがあったなと。

僕らのフロンティア

 ツアーPart3を感じる流れ。ぱっと水色が黄色へ変わる瞬間を見ると、傍観者なんぞいないし全員が演出の一部なんだと感じさせる。

㉑7Senses

 7つのセンス、個性、原石、チカラがつなぎ合わさってすごい光になった瞬間は確かに約束の地にあった。

㉒極上スマイル

 1番で2番を歌うちょっとしたハプニング。極スマがバケモンなのは今までに証明されてきた、すっとスマイルになれるのはバケモンのはず。

[I-1,ネクストストーム,RGR各キャストよりメッセージ]

雫の冠

 WUGのバラードは難しい。というか奥が深い。

少女交響曲

 Wake Up, Girls!コール前のア~ッの溜めの流れもそうだけど前奏すき。よぴまゆの掛け合いも。

Beyond the Bottom

 あの景色が確かにここにあった。魂がぶつかる一曲。どう表現したらいいかボキャ貧には無理なのでぜひブルーレイで。

㉖海そしてシャッター通り

 起承転結の起の部分。ふるさとのことを情景描写を中心にした一曲。四曲ともなにか見えないもので括られたものなのかもわからない。未だ自分の中で答えが見つけられない。

㉗言葉の結晶

 無機質な、アクリル板のような序盤と対照的な後半、静と動の対比。「存在だけで 美しいもの」のスポットや最後の黄色い照明が舞台のほうへ飛んでゆく演出などこの曲の存在が美しいものといえる。

㉘土曜日のフライト

 「忘れないで、でも上手に忘れて。」ファンミで「あの映像のことは忘れて」としきりに言っていたことを初披露のときにも思い出したのだが、歌い分けでここを持ってくるのはできすぎている。忘れたくない、忘れたいとの想いの交錯と言ったらいいのだろうか。忘れたくないことも忘れたいこともきっとあるはず。考えるほどに深くなっていく。

㉙さようならのパレード(手書き歌詞)

 いろいろな曲の振りをちりばめた。最後のポジションがタチアガレ!と同じところや、Wake Up!をかやたんが煽るのがキーポイントなのではないだろうか。Part3に入ってからこのようなかやたんをよく見るようになった気がする。何ならタチアガレ!イントロと似た音の箇所も感じられる。

 この四曲を起承転結にあてはめると、セトリ同様この順番で収まるのだが、

  起:寂れた(あるものが無になった)故郷。(基準、前提)

  承:「無」というのを「感情を消す」というディレクションにつながると考えれば違和感は少なめ。(起に関連)

  転:フライトということなので人が散ってゆく、集まってくるという連想ができる。空港を選んだのは「再会」より「別れ」のほうに重きを置きたかったのではないかとも感じた。(上の2つとは関係ないもの)

  結:今までの楽曲を、生き様をまとめ上げる一曲。(締め括り)

 

EN1:SHIFT

 あの衣裳が見えた地点でおかしくなってた。アンコールも休憩させてくれないので喉が限界突破する勢いでレッスンレッスンオーディッショーン!いってた。ありがとう広川恵一。あと、「Part1ではカギを探す演出があったけど今回なかったのは既にカギは見つかって扉は開かれている」っていう解釈をした人天ッ才だと思う。

連番者にはこの場を借りて謝罪します。

EN2:地下鉄ラビリンス

 地下鉄はできないのでトロッコで代用する発想。間奏も通常の尺。ラップはいつも通りよぴ煽り。

EN3:TUNAGO(手書き歌詞)

 色々な場所をつなぐということもあって4thでは披露されていた記憶があるが、今回のツアーでは10府県12都市33公演+とSSAと「あっちこっち行くけどごめんね!(3rdタイトル)」が霞むくらいにあっちこっち飛び回った点と点を結んで、ふるさとがにぎわい広がってゆくという使命をこの場面にこの曲を置いたことに感じた。また、4thぶりに歌詞が手書きで表示されて福岡と広島を思い出したり。

[手紙](記憶が曖昧)

 (みゆ):ひたすら感謝を「ありがとう」で伝えた。後半にはありがとうの掛け合いに。(20.3.8追記:パンフの田中秀和さんのコメントも同じようなテイストで書かれている。)

 (ななみ):尊く思ってみたりいつも話が大きい。心当たりのある人がここにたくさんいてくれれば嬉しい。徳島の田舎っ子から随分と変わったかもしれないけど本質は変わっていない。

 (みなみ):メンバーはたくさんの試練を乗り越えてきた戦友。ライバルでもあり、仲間でもあり、家族。

 (まゆ):まゆしぃという新しい人生が生まれ、自分が死ぬわけではないのに人格がなくなる感覚が怖い。だからあえて言わせてください。Wake Up,Girls!をこれからもよろしくお願いします!

 (あいり):いま気づかれなくてもいい、5年でも10年でも20年先でもWUGってすごいグループだったと言ってもらえる自信がある。

 (かや):岩手県出身、奥野香耶です。そのとき審査員全員のペンが動いた。ジョギング中に迷子になって消えるおもしろいリーダーよっぴー。みんなでご飯に行くとき私が来なくてもそういう人間だから気にしないで。私が輝けるのは90%の人が理解できないことをしているとき。

 (よぴ):WUGの門をウキウキで叩いて開けたら挫折の日々。ありがとうもごめんなさいも大好きも全部全部届けるんだと思いながら過ごした9カ月。7人じゃないとなんかダメだった。青山吉能の人生第二章の始まりです。みんなの人生も明日から第二章です。リーダーの青山吉能でした。

 

ダブルEN:Polaris

 その衣裳で出てきたということは...というPolaris。17年冬ライブのブロマイドがこの衣裳だったのも記憶に新しい。解散発表からこの日まで、わぐりすらん以外必ず歌ってた(漏れあったらごめんなさい)ということがこの曲をこの場所に据えた証左なのではないだろうか。2番冒頭の「おそろいのシュシュつけて」、11話で佳乃が作ったそれと繋がってこのとき初めてはっとした(11話はI-1アリーナのアイドルの祭典回)。7人で作詞を手掛けたこともあってそういったつながりを持たせることができ、欠かせない曲へと成長できたのではないかと思う。

トリプルEN:タチアガレ!

 最後はマイク通さずの「以上、Wake Up, Girls!でした!」。200レベル後方でも明瞭に聞こえ、彼女たちの全力は確かにここにあった。

 

[メモ]

(WUG_SSAタグのくだりで)公式のタグで_JPって珍しいよね。

 

[お見送り] 開始22:40頃?

終演後Aゲートからコンコース内、外周に沿って列が形成。一旦外へ出てから並び直す流れ。当初の開始予定が22:00だったが、終演の地点でその時間を回っていた。

長い列を延々と進み、Bゲートはすぐそこなのではという場所でお見送り会。歩きながらのハイタッチ会レベルで流れが速く(そうしないと推定2500人も捌けない)、ほんとのほんとに一声かけるのが限界という状況。さらにはやりきった、終わったという感情に支配され何言えばいいのかもわからない状態だったので、ただ「ありがとう」を全員に伝えることにした。目を見て。というのも人と目をあわせて話すのが推しだろうともそこまで得意でもなく、最後くらいはとがんばってみた。よっぴー、まゆしぃは目を赤くしていたが、5人はニコニコしていたはず。

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お見送り会を終えた後の新都心駅(22:55頃)。

 

[ちょっとした所感]

Part3ではGPSとも言われたメンバーのいる場所がその色に変わってゆく現象は今回も健在。2台で回るときは右半分と左半分で全然違う色味になっていて、違うものを見ているのではと錯覚するくらいに奇妙でおもしろい。

また、 思った以上に普段と変わらずな印象を受けた。もちろん緊張はしているはずだが、ででですの第五人格ネタはあったり(みなみブログより)と和気藹々とした雰囲気も垣間見えた。そしてよっぴーの手紙。いままで何度も客席を食べ物にしてきた流れで約13000人の第一章を巻き添えにして終了させ、これからも元気で生きてくださいの展開。詰め合わせセットかと思うくらいのツアーMCの濃縮具合。こうも毎週見てきた展開だと実家のような安心感は出てくる。

出会ってから2年と少々、ここまでにのめりこむとは正直思ってもいなかった。運よく偶然にも7人に出会いこの日を迎えた。もし、あのとき素通りしていたら3月8日は何をしていただろうか、11日に特別なことを想うことはあっただろうか、そう締めくくりを書きながらの自問自答。会った記憶はないけど仙台には親戚がいるだけで東北には特にいままで縁がなかった。さらには九州なんて親族の誰一人もいなかった。そういった自分が仙台も熊本にも年度に4回ずつ帰ることになるとは去年の自分は想像もしていなかったでしょう。6月には盛岡にも行きます。ツアーでのつながりが形になりましたね。自分も行くよという方、よろしくお願いします。想い出話でもしましょう。自分なりのTUNAGOの形が見えてきたような気がします。きっと、忘れないよう、忘れられないように地方を飛び回ることなのでしょう。

「生きてください。」彼女は今までに何度も言ってきた。奇しくもMEMORIALの発売日に自分の不注意によって生死の境を彷徨い、大学病院に搬送された。快復してからはお詫び行脚に出るわけだが、思っている以上の人に迷惑をかけたなとも思い、思っている以上の人が回りで支えてくれているんだと同時に感じた。家に帰れば老犬といっしょにMEMORIALは留守番をしていた。箱を開けて購入特典のサイン入りのアレ(語彙力)が見えたときの「生きてるんだ」という実感は強く記憶に残っている。

どうしても諦めの悪い人間だとは思ってきたけども、ここにいる人間はみな諦めが悪い(めちゃくちゃ褒めてる)。それで動かせられたものだってある。粘っこく生きていこうな。WUGが在った2167日、そのうちWUGを知ってからの922日、初ライブ参戦からは817日。そのなかで人生を大きく変えさせられ、気がつけば最後の舞台を見届けられたこと、この上ない幸せに思います。

SHIFTで断末魔を聞いた連番者へ。その2年前に運命的な出会いをしてからのご縁ですね。気がつけばこの夏で5年です。「WUG行きてえな」とボソッと言ったところに誘ってくれなければこのような展開にはなっていなかったでしょう。Part3も熊本であちこち連れ回したりワガママいったりインフルかかったり手を焼かせてごめんなさい。気付けば長野以外は来てくれていたこと感謝します。ありがとう。あと、盛岡で言の葉青葉聴けてないんだから6月来なよと誘ったら2つ返事で決めてくれましたね。楽しみにしていてください。これからもよろしくお願いします。

あの解散発表からこの日まで、確かにありがとうもごめんなさいも大好きも全部全部受け取ったよ。

 

[そのほか]

物販の事後受注生産が31日18時まで。実際当日は缶バッジ10、ブロマイド各7、そのほか各1点の購入制限がついたにも関わらず14~15時ごろには完売したため待ち望まれていた。ちなみにリハチケット組の物販待機列は開始時刻には約1300人にまで増えていた。

shop.mu-mo.net

 

[参考]

ファミ通:手紙の書き起こしが載っています。

www.famitsu.com

 

最後に感謝を。
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[更新]

2019.3/13 23:59

3/14 00:22,00:34,22:38,23:37

3/17 23:30

2020.3/8 08:40